1911年

オーストリア陸軍のレルヒ少佐が、新潟県高田(現在の上越市高田)陸軍歩兵連隊の青年将校に、日本で初めてスキーの指導を行なう。

1911年、オーストリア軍のレルヒ少佐が新潟県高田で日本人将校に初めてスキーを指導しました。 日本におけるスキーの起源となった出来事です。
当時、レルヒ少佐は山岳戦術研究の一環としてスキー技術を日本に紹介しました。 1月12日、高田歩兵連隊で若手将校に対しスキーの基礎訓練を実施しました。 雪深い上越地方での訓練は試行錯誤の連続でしたが、後に陸軍山岳部隊の重要な戦術となりました。 この指導を契機に日本各地にスキー文化が広まり、冬季スポーツとして定着していきました。 現在では国内外で愛好者の多い国民的スポーツの一つとなっています。
1911年 オーストリア レルヒ少佐 新潟県 上越市 スキー
1928年

大相撲実況ラジオ放送が開始。放送時間内に終了させるために仕切りに制限時間が設けられる。

1928年1月12日、ラジオで大相撲の実況中継が日本初放送された。取り組みを放送時間内に収めるため、仕切りに時間制限が設けられた。
1928年に日本で初めて大相撲の実況ラジオ放送が開始されました。これにより遠方の聴衆も試合をリアルタイムで楽しめるようになったのが大きな特徴です。放送時間内に収めるため、仕切りごとに制限時間が設けられたことは放送技術と興行運営の新たな試みでした。この制度はその後のスポーツ中継においても影響を与え、実況放送の発展を促しました。スポーツ文化とメディアの融合が始まった歴史的瞬間です。
1928年 大相撲 ラジオ
1930年

青森県八戸市で第1回日本スケート選手権大会開催。

1930年1月12日、青森県八戸市で第1回日本スケート選手権大会が開催された。
1930年に青森県八戸市で日本初のスケート選手権大会が開催されました。この大会は当時まだ普及途上にあったアイススケート競技の発展を目指すもので、多くの選手が参加しました。厳冬の地で繰り広げられた熱戦は国内競技レベルの底上げに寄与し、その後の国際大会への道を開く契機となりました。地元八戸市は競技場の整備を進め、冬季スポーツ振興に力を入れるきっかけとなりました。
1930年 青森県 八戸市 日本スケート選手権大会