01月11日の命日 - 作家・文学者 | calendar.web-standard.org

1818年

ヨハン・ダビット・ウィース

(1743 - 1818)

牧師

スイスの牧師・作家で、家族冒険小説『スイス家のロビンソン』の著者として知られる。冒険小説のパイオニアとして多くの読者を魅了した。

1743年スイス生まれ。牧師として教会で教職に就く一方、子どもたちに物語を語り聞かせた。 1812年にまとめた『スイス家のロビンソン』は大ヒットし、世界中で翻訳されている。自然や家族愛をテーマにした物語は、後世の冒険小説に大きな影響を与えた。晩年も執筆と家庭教育に情熱を注ぎ、1818年に亡くなる。

1818年ヨハン・ダビット・ウィース牧師 1743年

1843年

フランシス・スコット・キー

(1779 - 1843)

弁護士、詩人

弁護士詩人

アメリカの弁護士で詩人。米国国歌『星条旗』の歌詞を作詞した。

1779年メリーランド州生まれ。弁護士として活躍する傍ら、1814年ボルティモア湾での戦闘を目撃。その光景に感銘を受けて詩『星条旗』を執筆。 1843年に没したが、その詩は1931年に正式に米国国家として採用された。

フランシス・スコット・キー弁護士詩人 1779年

1928年

トーマス・ハーディ

(1840 - 1928)

小説家

イギリスの小説家、詩人。田園詩的世界と社会批評を融合した作品で知られる。

1840年にイングランド南西部のドーセット州に生まれ、地方の風景を題材にした『ウェセックス』シリーズで知られる。代表作『テス』『遠い鐘』『帰郷』などを発表し、ヴィクトリア朝文学に新風を吹き込んだ。人物描写の深さや自然描写の美しさで高く評価された。詩人としても活躍し、豊かな言語表現を用いた詩作を行った。晩年には社会的・宗教的テーマにも取り組み、1928年に死去。

1928年トーマス・ハーディ小説家 1840年

1936年

生田長江

(1882 - 1936)

評論家

日本の文学評論家。大正から昭和期にかけて活躍し、文学の批評を通して言論界に貢献した。

生田長江（1882-1936）は日本の評論家で、主に文学評論を手がけた。大正から昭和初期にかけて多くの雑誌で論考を発表し、近代日本文学の発展に寄与した。特に新興作家や文学運動への鋭い分析で知られ、同時代の作家たちに影響を与えた。また、翻訳や講演活動を通じて西洋文学の紹介にも努めた。没後も文学批評の先駆者として評価されている。

1936年生田長江評論家 1882年

1974年

山本有三

(1887 - 1974)

小説家

日本の小説家、社会派作品で知られる。

1887年生まれの山本有三は、代表作に『路傍の石』などを持つ日本の小説家です。日常生活の中に潜む人間の哀歓を丁寧に描き、社会派的な視点も取り入れた作風で広く読まれました。

1974年山本有三小説家 1887年

1986年

上村一夫

(1940 - 1986)

漫画家

上村一夫は、1940年生まれの日本の漫画家。リアルで劇画的なタッチで多くの作品を手がけ、漫画表現を革新しました。

1940年東京に生まれ、1960年代から漫画家としてデビューした。リアルで迫力のある劇画タッチを用い、人間の心理や葛藤を描いたストーリーが特徴的だった。少年向けから青年向けまで幅広いジャンルの作品を手がけ、漫画表現を革新した。海外の絵画技法や演劇的要素を取り入れた斬新な作風が高く評価された。1986年に逝去するまで、漫画界に強い印象を残した。

1986年上村一夫漫画家 1940年

1998年

矢代静一

(1927 - 1998)

脚本家

脚本家。映画やテレビドラマで人間ドラマを描いた。

1927年に生まれ、テレビと映画の脚本執筆を中心に活動した。人間ドラマを巧みに描くストーリーテリングで高い評価を受けた。社会派ドラマや時代劇など幅広いジャンルで作品を発表した。後進の脚本家育成にも尽力し、ワークショップを開催した。 1998年1月11日に逝去。享年71。

矢代静一脚本家 1927年

1999年

犬塚堯

(1924 - 1999)

詩人

詩人。繊細な詩風で日常の情景を表現した。

1924年に生まれ、戦後まもなく詩作を開始した。日常の風景や人間の内面を繊細に表現した作品で知られる。詩集は数多く出版され、文壇から高い評価を得た。詩のワークショップを主催し、後進の指導に努めた。 1999年1月11日に逝去。享年74。

1999年犬塚堯 1924年

2007年

ロバート・アントン・ウィルスン

(1932 - 2007)

小説家

ロバート・アントン・ウィルスンは1932年生まれのアメリカの小説家。『イルミナティ・トリロジー』で知られる。

ロバート・アントン・ウィルスン（1932-2007）はアメリカの作家・思想家である。科学・哲学・神秘主義を融合させた独創的な作品を多数執筆した。共著による『イルミナティ・トリロジー』はカルト的な人気を博した。自由意志や認識論をテーマにしたエッセイや講演でも知られる。反権力的・反権威的な視点で読者の思考を刺激した。その思想は後続の多くの作家や研究者に影響を与えた。

ロバート・アントン・ウィルスン 1932年

2023年

鏑木蓮

(1961 - 2023)

小説家

日本の小説家。ミステリーやファンタジーを手がけ、多彩な作品で読者を魅了。

1961年生まれ。大学卒業後に文筆活動を開始し、次々と長編・短編を発表。主にミステリーやファンタジー作品を得意とし、緻密なプロットと魅力的なキャラクター描写で知られる。作品は数多くの文学賞にノミネートされ、映像化されたものもある。独特の世界観と緊張感あふれるストーリーテリングが、多くのファンを生む。長年にわたり日本の現代文学シーンをリードした。 2023年1月11日に逝去。

鏑木蓮 1961年

2024年

ゴンザーロ・リラ

(1968 - 2024)

ジャーナリスト、小説家、映画監督、ブロガー

ジャーナリスト小説家映画監督ブロガー

メキシコ出身のジャーナリスト、小説家、映画監督。社会問題を多角的に発信し続けた。

1968年生まれ。新聞・雑誌の記者としてキャリアをスタートし、鋭い取材で注目を集める。その後小説家としてもデビューし、社会派フィクションを中心に長編・短編を執筆。映画監督としてドキュメンタリーから長編映画まで手がけ、社会問題をテーマにした作品を制作。自身のブログやSNSで時事コメントを発信し、多くのフォロワーを獲得。多岐にわたるメディアでの活動を通じて、社会的・文化的議論を喚起。 2024年1月11日に逝去。

ゴンザーロ・リラ 1968年