01月11日の命日 - 芸術家・音楽家

1494年

ドメニコ・ギルランダイオ

(1449 - 1494)

画家

フィレンツェで活躍したイタリア・ルネサンス期の著名な画家。

ドメニコ・ギルランダイオ（1449年–1494年）は、フィレンツェで活躍したルネサンス期の画家です。サント・スピリト聖堂の『聖母子像』やトルナブォーニ礼拝堂の壁画などで知られます。繊細な描写と鮮やかな色彩で当時の市民階級を描いた肖像画が特色です。弟ジョヴァンニや弟子ミケランジェロを育てた工房を主宰し、後進の育成にも力を注ぎました。1494年に没するまでフィレンツェの美術界に大きな影響を与えました。

1494年ドメニコ・ギルランダイオ画家 1449年

1755年

ジョゼフ＝ニコラ＝パンクラス・ロワイエ

(1705 - 1755)

作曲家

フランスのバロック期の作曲家で、宮廷楽団の指導者として活躍した人物。

ジョゼフ＝ニコラ＝パンクラス・ロワイエは1705年に生まれ、バロック音楽の作曲家として活躍しました。パリのサント・シャペルのオルガニストを務め、多くのオペラ作品や鍵盤楽器のための作品を残しました。宮廷楽団を指導し、18世紀フランス音楽の発展に寄与したとされます。繊細な旋律と優雅な和声が特徴とされ、後進の育成にも尽力しました。 1755年に没し、その作品は今日でも演奏・研究の対象となっています。

1755年ジョゼフ＝ニコラ＝パンクラス・ロワイエ作曲家 1705年

1801年

ドメニコ・チマローザ

(1749 - 1801)

作曲家

イタリア後期古典派を代表する作曲家で、華やかなオペラを数多く手掛けた。代表作『秘密の結婚』は現代まで上演され続けている。

18世紀後半から19世紀初頭にかけて活躍した。ナポリ王立音楽院で学び、イタリア各地でオペラを発表。特に1792年の『秘密の結婚』は緻密な音楽構成と巧みなキャラクター描写で高い評価を得た。政治的動乱の中でも作曲活動を続け、多くの弟子を育成。彼の音楽は後のロマン派作曲家にも影響を与えた。 1801年、ウィーンで永眠。

1801年ドメニコ・チマローザ 1749年

1837年

フランソワ・ジェラール

(1770 - 1837)

画家

ナポレオン時代に活躍したフランスの肖像画家。優雅で劇的な筆致が特徴。

1770年ベルギー（当時フランス領）に生まれる。パリでダヴィッドに師事し、若くして名声を博す。皇帝ナポレオンやその家族、諸侯の肖像画を多数手がけた。豊かな色彩と精緻な表現で貴族社会からの支持を受けた。 1837年パリで没し、フランス古典主義絵画の重要人物として記憶される。

1837年フランソワ・ジェラール 1770年

1901年

ヴァシリー・カリンニコフ

(1866 - 1901)

作曲家

ロシアの作曲家。代表作は交響曲第1番、第2番など。若くして結核で亡くなった。

ロシア帝国時代の作曲家で、1866年に現在のロストフ州に生まれた。中央音楽院で学び、チャイコフスキーらに評価される。代表作『交響曲第1番ト短調』は陰鬱な情緒を湛え、民族的要素が特徴。続く『交響曲第2番』もまた深い感情表現で知られる。しかし30代前半で結核を発症し、療養を重ねながらも作品を残した。 1901年に34歳で急逝し、その生涯は短かったが、後世に影響を与え続けている。

1901年ヴァシリー・カリンニコフ 1866年

1929年

エルフリーダ・アンドレー

(1841 - 1929)

オルガニスト、指揮者、作曲家

オルガニスト指揮者作曲家

ドイツのオルガニスト、指揮者、作曲家。宗教音楽で高い評価を受けた。

1841年にドイツで生まれ、ラインラント音楽院でオルガンを学ぶ。卓越した演奏技術を持ち、複数の教会で首席オルガニストを務めた。指揮者としても合唱団を率い、バッハやメンデルスゾーンの宗教曲演奏で知られる。作曲家としてオルガン曲や宗教合唱曲を残し、女性音楽家として先駆的存在となった。教育者としても後進の指導に当たり、音楽界に多大な影響を与えた。 1929年に老衰で死去。

1929年エルフリーダ・アンドレー 1841年

1954年

オスカー・シュトラウス

(1870 - 1954)

作曲家

オーストリア出身の作曲家。オペレッタやワルツ曲で知られ、ヨーロッパ各地で上演された。

オスカー・シュトラウス（1870-1954）はオーストリアの作曲家。オペレッタ『勇敢な兵士』やワルツ作品などで高い人気を博した。第一次世界大戦後も創作活動を続け、多くの舞台作品に楽曲を提供した。映画音楽の分野にも進出し、初期ドイツ映画に音楽を提供した。没後もその旋律は世界中で愛奏され続けている。

1954年オスカー・シュトラウス 1870年

1956年

リオネル・ファイニンガー

(1871 - 1956)

画家

ドイツ系アメリカ人の画家。バウハウスの教員としても活動し、多様な手法で作品を制作。

リオネル・ファイニンガー（1871-1956）は画家・木版画家。 1919年から1925年までバウハウスで教鞭を執り、造形教育に影響を与えた。キュビスムや表現主義の要素を取り入れた建築的風景画が特徴的である。リノカットや石版画など多様な版画技法を駆使し、多くのシリーズ作品を制作した。アメリカ移住後も創作活動を続け、美術界に幅広い足跡を残した。

1956年リオネル・ファイニンガー 1871年

1956年

石田一松

(1903 - 1956)

演歌歌手、作詞家、作曲家、お笑いタレント、衆議院議員

演歌歌手作詞家作曲家お笑いタレント衆議院議員

多才な芸能人兼政治家。演歌歌手としてデビュー後、作詞作曲やお笑いにも挑み、後に衆議院議員としても活躍。

石田一松（1903-1956）は日本の演歌歌手・作詞作曲家・お笑いタレント・政治家。 1930年代に演歌歌手としてデビューし、多くのヒット曲をリリースした。自身で作詞作曲を手がけ、独自の世界観を歌で表現した。戦後はお笑いタレントとしてラジオや舞台で活躍し、人気を博した。さらに衆議院議員として政治の道にも進み、文化政策の充実を訴えた。

石田一松演歌作詞家お笑いタレント衆議院議員 1903年

1966年

アルベルト・ジャコメッティ

(1901 - 1966)

彫刻家

スイス出身の現代彫刻家、細長い人体像で知られる。

1901年に生まれたアルベルト・ジャコメッティは、20世紀を代表する彫刻家・画家です。パリで活動し、シュルレアリスムとの関わりを経て、実存主義的な細く引き伸ばされた人体像を制作しました。その独特の造形は観る者に深い存在感を印象付けます。

1966年アルベルト・ジャコメッティ彫刻家 1901年

1968年

シェレシュ・レジェー

(1899 - 1968)

ピアニスト、作曲家

ピアニスト作曲家

ハンガリーのピアニスト兼作曲家。

1899年生まれのシェレシュ・レジェーは、多彩なレパートリーを持つピアニストとして演奏活動を行い、同時に作曲家としても作品を残しました。クラシックから民族音楽の要素を取り入れた作風で知られ、その演奏は高く評価されました。

1968年シェレシュ・レジェーピアニスト作曲家 1899年

1996年

村上三郎

(1925 - 1996)

芸術家

日本の芸術家。抽象表現を中心に多彩な作品を制作した。

1925年に生まれ、多様な素材と技法を駆使した作品で注目を集めた。抽象表現から具象表現まで幅広い作品を制作し、独自の美学を探究。国内外の展覧会に出品し、国際的な評価を得た。後進の芸術家への指導やワークショップを通じて芸術文化の普及に貢献した。 1996年1月11日に逝去。享年70。

村上三郎 1925年