1776年

トマス・ペインの政治評論パンフレット『コモン・センス』が発行。アメリカ独立の機運を高める。

トマス・ペインの著作『コモン・センス』が刊行され、独立運動の機運を一気に高めました。
1776年1月10日、トマス・ペインのパンフレット『コモン・センス』がフィラデルフィアで刊行されました。 分かりやすい平易な文章でイギリスからの独立を強く主張し、広範な読者層に支持。 数か月で10万部以上を売り上げ、植民地全体の独立運動を勢いづけました。 パインの論説は政治評論の新たなスタイルを示し、後の革命文書にも影響。 アメリカ独立の象徴的著作として不朽の名声を得ています。
1776年 トマス・ペイン コモン・センス アメリカ
1833年

フェリックス・メンデルスゾーンのカンタータ『最初のワルプルギスの夜』が初演。

浪漫派を代表するメンデルスゾーンの作品が初めて舞台にかけられました。
1833年1月10日、フェリックス・メンデルスゾーンのカンタータ『最初のワルプルギスの夜』がライプツィヒで初演されました。 シラーの詩を原詩に用い、コロラトゥーラや合唱を駆使した壮麗な音楽美が特徴。 当時23歳の若き天才作曲家による意欲作として好評を博しました。 この作品はメンデルスゾーンの声楽作品の中でも位置付けが高く、その表現力は後の楽壇に影響。 ロマン派音楽の重要な一端を担う歴史的初演です。
1833年 フェリックス・メンデルスゾーン カンタータ 最初のワルプルギスの夜
1978年

平尾昌晃が畑中葉子とのデュエットで「カナダからの手紙」をリリース。

1978年、平尾昌晃と畑中葉子がデュエット曲「カナダからの手紙」をリリースし、大きなヒットを記録しました。
作曲家でプロデューサーの平尾昌晃が手掛け、アイドルの畑中葉子とのデュエットで発表された「カナダからの手紙」は、発売直後から注目を集めました。 この曲は異国から届く恋文をテーマにした叙情的な歌詞が話題を呼び、日本の音楽チャートで上位に入りました。 発売直後にはシングル売上も好調で、当時のヒット曲ランキングに名を連ねました。 当時のデュエット曲ブームに乗り、多くのラジオ番組やテレビ番組で取り上げられました。 平尾昌晃の音楽性と畑中葉子の澄んだ歌声が融合し、今もなお歌い継がれる名曲となっています。
1978年 平尾昌晃 畑中葉子 デュエット カナダからの手紙
1990年

日本唯一の講談定席だった東京上野の本牧亭が閉場。

1990年、東京・上野の講談定席本牧亭が約半世紀の歴史に幕を下ろしました。
東京・上野の本牧亭は日本で唯一の講談定席として親しまれてきました。 1990年1月10日に約半世紀の歴史に幕を下ろし、閉場が発表されました。 本牧亭では伝統芸能「講談」の口演が日常的に行われ、多くの愛好家を集めました。 閉場後、同地は文化施設としての役割を失いましたが、口演の記録や資料は保存されています。 閉場の背景には観客数の減少や運営維持の難しさがありました。
1990年 講談 本牧亭