01月10日の誕生日 - 作家・文学者

1797年

アネッテ・フォン・ドロステ＝ヒュルスホフ

(1797 - 1848)

作家

ドイツの作家・詩人で、自然描写と心理洞察に優れた作品を残した。

アネッテ・フォン・ドロステ＝ヒュルスホフは1797年にプロイセン貴族の家に生まれた。 1820年代から詩や散文の執筆を開始し、文壇で注目を集めた。代表作『湖畔の小屋』や『ユーデンブーフ』などで自然と人間心理の繊細な描写を示した。宗教的・哲学的テーマを内包し、ドイツ文学史に重要な位置を占める。 1848年に没し、その深い洞察力と文体はいまも読み継がれている。

1797年アネッテ・フォン・ドロステ＝ヒュルスホフ 1848年

慶応3年12月16日

尾崎紅葉

(1868 - 1903)

小説家

明治期の小説家で、写実的かつ耽美的な作風で近代文学の先駆けとなった人物。

尾崎紅葉は1868年、江戸に生まれ、東京英語学校で学んだ。坪内逍遥らと『硯友社』を結成し、写実主義文学の旗手となった。代表作『多情多恨』などで人間心理や社会の矛盾を描き出した。文芸誌『文学界』を創刊し、作家の育成や新たな文壇の形成に貢献した。 1903年に没し、日本近代小説史に大きな足跡を残した。

1868年慶応 12月16日尾崎紅葉小説家 1903年

1883年

アレクセイ・ニコラエヴィッチ・トルストイ

(1883 - 1945)

小説家

ロシアの小説家。歴史小説や冒険小説で知られ、ロシア文学に大きな影響を与えた。

アレクセイ・ニコラエヴィッチ・トルストイは1883年にロシア帝国で生まれた著名な文学者。児童向け冒険小説『ピピニ』や歴史小説『ピーター大帝』三部作など、多彩なジャンルで作品を発表した。ボリシェヴィキ政権下でも執筆を続け、社会主義リアリズム文学の発展に寄与。1945年に逝去するまで豊かな物語世界を紡ぎ続けた。

1883年アレクセイ・ニコラエヴィッチ・トルストイ 1945年

1884年

山村暮鳥

(1884 - 1924)

詩人、児童文学者

詩人児童文学者

日本の詩人・児童文学者。自然を題材にした詩と児童向け作品で人気を博した。

山村暮鳥（本名・山村昭三）は1884年に生まれ、詩集『四月』などで独自のリリシズムを確立した。自然や子どもの視点を繊細に描き、児童文学作品でも高い評価を得た。自由詩の先駆者として後進に影響を与え、その作品は今も詩歌愛好者に読み継がれている。1924年に若くして逝去。

1884年山村暮鳥詩人児童文学者 1924年

1913年

田中英光

(1913 - 1949)

小説家

田中英光は日本の小説家で、リアリズム作品で知られました。幅広いテーマを扱い、文学界に衝撃を与えました。

1913年に生まれた田中英光は、戦前・戦後の日本文学で活動し、多くの作品を発表しました。作家としての筆致は鋭い社会批評と人間描写が特徴です。短編・長編を問わず多彩なテーマに挑み、当時の読者に強い印象を残しました。文学賞候補にも何度か挙がるなど、その才能は高く評価されました。しかし若くして1949年に逝去し、今なお作品は研究者の注目を集め続けています。

1913年田中英光 1949年

1926年

いいだもも

(1926 - 2011)

作家、評論家

作家評論家

作家・評論家として文学や芸能に幅広く精通した人物。

1926年に東京で生まれる。戦後の文学界で評論活動を開始し、鋭い視点で注目を集める。小説やエッセイを著し、女性の視点を取り入れた作品を発表。演劇批評や映画評論にも精力的に取り組む。文学賞の選考委員なども務め、多くの作家を支援。 2011年に逝去し、その洞察力は今も高く評価されている。

いいだもも作家評論家 2011年

1935年

塙嘉彦

(1935 - 1980)

編集者

塙嘉彦編集者 1980年

1942年

嵐山光三郎

編集者、作家、エッセイスト

編集者作家エッセイスト

日本の編集者・作家・エッセイスト。\n多様なテーマでエッセイや評論を執筆。

1942年1月10日生まれ。\n大手出版社の編集者としてキャリアをスタートし、後にフリーランスとなる。\n文学や芸術、食文化など幅広い分野でエッセイを執筆。\nユーモアと洞察に富んだ文章で多くの読者を魅了。\n個人誌の発行や講演活動も行い、日本の文化界で活躍を続けている。

嵐山光三郎編集者作家エッセイスト

1952年

川端誠

絵本作家

川端誠絵本作家

1955年

尾西兼一

脚本家

日本の脚本家。テレビドラマや映画の脚本を手掛け、独自のストーリーテリングで知られる。

1955年生まれ。大学卒業後に脚本家としてデビューし、1980年代からテレビドラマのシナリオを執筆。作品は緻密な人物描写とテンポのよい会話が特徴。映画や舞台作品の脚本も手掛け、幅広いメディアで活躍している。新人脚本家の育成にも携わり、ワークショップを開催するなど後進指導にも意欲的である。日本脚本家連盟の会員として業界を支える存在となっている。

1955年尾西兼一脚本家

1955年

ヤスミナ・カドラ

作家

アルジェリア出身の作家。本名ムハンマド・ムレッシェウルのペンネームで国際的に活躍。

1955年1月10日、アルジェリアに生まれる。本名はムハンマド・ムレッシェウルで、軍人として従軍経験を持つ。1980年代から女性名のペンネーム「ヤスミナ・カドラ」で執筆活動を開始し、検閲をかわしつつ自由な表現を追求。代表作に『アフガンのつばめ (The Swallows of Kabul)』や『サイレンス・オブ・バグダッド (The Sirens of Baghdad)』があり、人間の葛藤や社会問題を描く作風が高く評価されている。フランス語で執筆し、数々の国際的な文学賞を受賞。現在も世界各地で講演や執筆活動を続け、幅広い読者に支持されている。

ヤスミナ・カドラ

1963年

林あまり

歌人

現代歌人。短歌を中心に独自の視点で日常を詠む作品を発表。

1963年1月10日生まれの歌人。短歌を中心に身近な風景や感情を繊細に表現。独自のリズムと視点で新鮮な歌世界を切り開き、高い評価を受ける。歌集を数多く刊行し、文学賞の候補にも選出された。ワークショップや講演を通じて歌壇の活性化にも貢献している。

1963年林あまり歌人