01月09日

出来事 - スポーツ

1932年

春秋園事件: 日本相撲協会の体質を不満として天龍三郎ら出羽ノ海部屋の32名の関取が協会を脱退。

日本相撲協会から32名の力士が脱退し、春秋園事件として相撲界に大きな波紋を呼んだ。
1932年1月9日、出羽ノ海部屋の天龍三郎ら32名の関取が日本相撲協会を脱退して春秋園を結成した。 力士たちは協会の運営体制や待遇に不満を抱き、団結して独立の道を選んだ。 協会は脱退力士の処分を検討し、相撲界は分裂状態に陥る一触即発の事態となった。 最終的に多くの力士が協会へ復帰したが、一時的に職業相撲の制度にも影響を及ぼした。 事件は相撲界の組織運営や待遇改善の契機となり、以後の協会改革にも繋がった。
春秋園事件 日本相撲協会 天龍三郎 出羽ノ海部屋 関取
1968年

マラソン選手円谷幸吉が自殺。

1968年1月9日、日本のマラソン選手・円谷幸吉が悲劇的に自ら命を絶ち、多くの人々に衝撃を与えました。
円谷幸吉は1964年東京オリンピックのマラソンで銅メダルを獲得し、国民的英雄となりました。その後も世界各地で活躍を続けましたが、結果に対する苦悩や精神的な負担を抱えていました。この日、彼は練習拠点であった熊本県阿蘇山麓のホテルで自殺し、世間に大きな衝撃を与えました。死後も彼を悼む声は絶えず、スポーツ選手のメンタルヘルスの重要性を浮き彫りにしました。今日では、競技者の心身ケアの先駆け的な事例とされています。
円谷幸吉
2018年

日本アンチ・ドーピング機構が、2017年9月に開催されたカヌー・スプリント日本選手権で、小松正治選手がドリンクに他の選手から禁止薬物を混入され、ドーピング違反で資格停止となっていた事実を公表。

日本アンチ・ドーピング機構が、小松正治選手へのドリンク混入によるドーピング違反事実を公表しました。
2017年9月に開催されたカヌー・スプリント日本選手権で、小松正治選手のドリンクに第三者から禁止薬物が混入されていた疑いがありました。2018年1月9日、日本アンチ・ドーピング機構（JADA）はこの事件を正式に発表しました。調査の結果、混入は悪意ある行為と判断され、小松選手はドーピング違反として資格停止処分を受けることになりました。JADAは再発防止のため飲料管理の徹底や競技会場での検証体制強化を求めました。この公表はスポーツ界の安全確保や公正競技の重要性を再認識させる契機となりました。
2018年 日本アンチ・ドーピング機構 小松正治