1918年

三俣の大雪崩: 新潟県三俣村(現・湯沢町)で大規模な雪崩が発生、死者155名。記録に残るものでは日本最悪の雪崩災害。

1918年、新潟県三俣村で大規模な雪崩が発生し、155人が犠牲となった日本史上最悪の雪崩災害。
1918年1月9日、新潟県三俣村(現・湯沢町)で大雪後の積雪が急激に崩れ、大規模な雪崩が発生した。 集落を襲った雪崩は家屋を押し流し、多くの住民が避難する間もなく巻き込まれた。 当時の住民は伝統的な警告手段を持たず、適切な防災対策が取られていなかった。 死者は155名に達し、日本に記録された雪崩災害として最悪の規模となった。 この事故を契機に雪崩対策や山岳地帯の防災意識が高まり、のちに気象観測や警報機能が整備された。
1918年 三俣の大雪崩 新潟県 三俣村 湯沢町 雪崩
1966年

神奈川県川崎市川崎駅前にて金井ビル火災が発生。

1966年1月9日、神奈川県川崎市の川崎駅前にある金井ビルで大規模な火災が発生し、周辺住民に混乱をもたらしました。
金井ビル火災は、ビルの地下階から出火したとされ、瞬く間に上階へと燃え広がりました。消防隊は迅速な出動で消火活動を試みましたが、老朽化した建物構造や狭い道路事情が消火の妨げとなりました。火災の煙は駅前広場や商店街にも流れ込み、多くの通行人が避難を余儀なくされました。最終的には鎮火しましたが、負傷者や建物の損壊など大きな被害を出す事態となりました。この事故を契機に、都市部における防火対策や建築基準の見直しが進められました。
1966年 神奈川県 川崎市 川崎駅 金井ビル火災
1972年

退役後、洋上大学への改装のため香港に係留されていた豪華客船「クイーン・エリザベス」で火災が発生し、転覆。

1972年1月9日、豪華客船『クイーン・エリザベス』が香港で火災を起こして転覆し、長い歴史に幕を下ろしました。
『クイーン・エリザベス』は第二次世界大戦前に建造された豪華客船で、長年にわたり大西洋航路の花形として親しまれました。退役後は洋上大学(Far East University)への改装計画のため香港湾に係留されていましたが、工事中の火災で甚大な被害を受けます。消火活動の遅れや船体構造の脆弱さが被害を拡大させ、最終的に船体は横転して海底に没しました。世界の海運史に残る名船の悲劇的な結末として、多くの写真や映像が記録に残されています。
1972年 香港 クイーン・エリザベス
2021年

ジャカルタ発ポンティアナク行きのスリウィジャヤ航空SJ182便の旅客機が、離陸直後にジャカルタ北方の海に墜落。(スリウィジャヤ航空182便墜落事故)

スリウィジャヤ航空SJ182便が離陸直後に墜落し、多数の乗員乗客が犠牲となりました。
2021年1月9日、ジャカルタ発ポンティアナク行きのスリウィジャヤ航空SJ182便は離陸から間もなくジャカルタ北方の海域に墜落しました。機体は急速に高度を上げた直後にレーダーから消失し、捜索が開始されました。海上保安当局は機体の残骸や座席の破片、救命胴衣などを発見しました。搭乗者の生存者は確認されず、乗員乗客全員が死亡・行方不明となったとされています。事故原因の究明にはブラックボックスの解析や飛行データの調査が不可欠であり、インドネシア当局が調査を継続しています。今回の事故は地域の航空安全対策の見直しを促す契機となりました。
2021年 スリウィジャヤ航空 スリウィジャヤ航空182便墜落事故