01月09日

出来事 - 文化・芸術

1964年

警視庁が、個展に模造千円札を出品した画家・赤瀬川原平を通貨及証券模造取締法違反容疑で任意取調べ。

1964年1月9日、画家・赤瀬川原平が通貨模造容疑で警視庁から任意取調べを受け、日本のアート界で大きな話題となりました。
赤瀬川原平は、1960年代の前衛芸術運動『具体美術』の中心人物として知られています。自身の個展で模造千円札を出品し、貨幣の概念や価値を問う作品として注目を集めました。しかし、通貨及証券模造取締法違反の疑いで警視庁の取り調べを受ける事態に発展します。芸術表現と法規制の境界をめぐる論争が巻き起こり、表現の自由やアートの社会的役割について議論が活発化しました。この経験は彼の後の活動にも大きな影響を与え、日本の現代アート史に残るエピソードとなっています。
模造千円札 赤瀬川原平 通貨及証券模造取締法
1975年

ビートルズ解散。

ビートルズが正式に解散を発表し、世界中のファンに衝撃を与えました。
1960年代に世界的な「ビートルズ・マニア」を巻き起こしたイギリスのロックバンド、ビートルズが公式に解散を発表しました。ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターの4人はそれぞれソロ活動へと移行しました。当時のファンや音楽業界に大きな衝撃を与え、ロック史上にひとつの時代の区切りを刻みました。各国のメディアでも大きく報じられ、その影響は現在に至るまで評価され続けています。ビートルズの音楽は世代を超えて愛され続けています。
1975年 ビートルズ
2006年

『オペラ座の怪人』が『キャッツ』を抜き、ブロードウェイ・ロングラン記録を更新。

『オペラ座の怪人』が『キャッツ』を抜き、ブロードウェイ最長ロングラン記録を更新しました。
2006年1月9日、ミュージカル『オペラ座の怪人』がブロードウェイでのロングラン記録を更新しました。これまで記録を保持していた『キャッツ』を抜き、上演回数の新記録を樹立。アンドリュー・ロイド・ウェバー作曲による壮大なストーリーと華やかな舞台演出が多くの観客を魅了し続け、演劇界における歴史的快挙として大きな話題となりました。以後も世界各地でロングラン上演が続いています。
2006年 オペラ座の怪人 キャッツ ブロードウェイ・ロングラン記録