01月08日の誕生日 - 科学者・研究者

1823年

アルフレッド・ラッセル・ウォレス

(1823 - 1913)

生物学者

イギリスの博物学者・探検家。自然選択説をダーウィンと同時期に提唱し進化論に貢献した。

アルフレッド・ラッセル・ウォレス（1823年-1913年）は、イギリスの博物学者・探検家。東南アジアや南米を探検し、数多くの動植物標本を収集。 1858年にダーウィンに宛てた手紙で自然選択説を提示し、進化論の共同提唱者となった。動物地理学の基礎を築き、後に「ウォレス線」と呼ばれる生物区系界分を定義。社会改革やスピリチュアリズムにも関心を寄せ、幅広い著作を残した。長寿を全うし、死後にその業績が高く評価された。

1823年アルフレッド・ラッセル・ウォレス生物学者 1913年

安政2年12月1日

湯本武比古

(1856 - 1925)

教育者

明治時代の教育者。学校教育制度の近代化に貢献した。

湯本武比古は明治期に活躍した日本の教育者で、全国各地で学校設立や教師養成に尽力しました。洋学を取り入れたカリキュラムを導入し、学制改革を支援しました。教育現場の視察や教育書の執筆を通じて、帝国大学や師範学校の整備に寄与しました。児童教育の重要性を説き、初等教育の普及に力を注ぎました。1925年に没するまで教育改革を推進しました。

1856年安政 12月1日湯本武比古 1925年

1863年

エレン・センプル

(1863 - 1932)

地理学者

アメリカの地理学者。風土決定論の研究で知られる。

エレン・チェーチル・センプルはアメリカの地理学者で、地理的要因が文化や社会に与える影響を論じる風土決定論を提唱しました。ヨハン・ハインリヒ・ラッツェルに師事し、コーネル大学などで教鞭をとりました。著書『人類地理学』は当時の学界に大きな反響を呼び、地理学研究の方向性を変えました。女性学者としても先駆的存在となり、1932年に亡くなるまで教育と研究に貢献しました。

エレン・センプル地理学者 1932年

1866年

ハリス・ライアン

(1866 - 1934)

電子工学研究者

アメリカの電子工学研究者。高電圧工学の先駆者。

ハリス・J・ライアンはコーネル大学で電力工学を研究したアメリカの電子工学者です。高電圧放電や絶縁技術に関する実験で知られ、送電線の設計基準確立に寄与しました。学会のリーダーとしてIEEEの設立にも関わり、多くの研究論文を発表しました。教育者として後進の育成にも力を注ぎ、1934年に没しました。

1866年ハリス・ライアン電子工学 1934年

1867年

エミリー・グリーン・ボルチ

(1867 - 1961)

作家、平和主義者

作家平和主義者

アメリカの作家・平和主義者。ノーベル平和賞受賞者。

エミリー・グリーン・ボルチは社会学者や経済学者としても活躍したアメリカの平和活動家です。第一次世界大戦後の国際連盟で働き、女性の地位向上や平和教育に取り組みました。著書や講演を通じて平和主義を広め、1946年にノーベル平和賞を受賞しました。文化人類学や社会政策の研究でも評価され、長年にわたり国際平和運動を牽引しました。1961年に逝去しました。

1867年エミリー・グリーン・ボルチ平和主義 1961年

明治元年11月26日

寺野精一

(1869 - 1923)

造船学者

日本の造船学者。海軍技術の近代化に貢献。

寺野精一は造船工学の専門家として、明治期の日本海軍や商船の設計に携わりました。帝国大学工科大学（現在の東京大学工学部）教授として後進の育成に努め、多くの技術論文を発表しました。鋼鉄船の建造技術や船体力学の研究で知られ、造船学会設立にも尽力しました。1923年にこの世を去りましたが、彼の業績は日本の海運技術発展に大きな影響を残しました。

1869年明治 11月26日寺野精一 1923年

1878年

リチャード・ポンソンビー＝フェイン

(1878 - 1937)

日本学者

英国出身の日本学（和学）研究者。京都を拠点に神社研究を行った。

リチャード・ポンソンビー＝フェイン（1878年–1937年）は英国の日本学者である。 1910年代から来日し、京都に長く在住して神道や神社建築を研究した。主著『Studies in Shinto and Shrines』などにより、西洋に日本文化を紹介した。日本の歴史・宗教に関する博識で知られ、多くの著述と講演を行った。

1878年リチャード・ポンソンビー＝フェイン日本学者 1937年

1883年

ペンティ・エーリス・エスコラ

(1883 - 1964)

地質学者

フィンランドの地質学者。岩石学の基礎を築いた。

ペンティ・エーリス・エスコラ（1883年–1964年）はフィンランドの地質学者である。岩石の生成過程を研究し、変成岩学の理論体系を確立した。特にエスコラ・ダイヤグラムは岩石分類の標準モデルとなった。大学教授として多数の研究者を育成し、北欧の地質学発展に大きく貢献した。

ペンティ・エーリス・エスコラ地質学者 1964年

1903年

大石義雄

(1903 - 1991)

憲法学者、京都大学名誉教授

憲法学者京都大学名誉教授

憲法学者、京都大学名誉教授として活躍した学者。

1903年に生まれた日本の憲法学者。京都大学で教鞭を執り、多くの学生を育成した。日本国憲法の法理論を研究し、幅広い著作を残した。法学界で高い評価を受け、憲法学の発展に貢献した。 1991年に没した。

1903年大石義雄京都大学 1991年

1909年

新郷重夫

(1909 - 1990)

技術者

新郷重夫 1990年

1910年

三浦新

(1910 - 1996)

工学者

三浦新 1996年

1910年

魚返善雄

(1910 - 1966)

言語学者、中国文学研究者

言語学者中国文学研究者

魚返善雄 1966年