七草粥

国・地域: 日本
1月7日に春の七草を使って無病息災を祈願しながら食べるお粥。
平安時代から伝わる正月行事の一つで、春の七草(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハハコグサ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)を刻んでお粥に加えます。 無病息災を願う縁起物として知られ、邪気を払う意味も持っています。 冬の寒さで疲れた胃腸を休ませる効果があり、体を温め健康を促進します。 江戸時代には庶民の間でも広まり、現在では1月7日の朝食として家庭や料亭で提供されます。 現代ではアレンジレシピも多く、雑穀やお餅を加えるなど多彩な楽しみ方が生まれています。
七草粥 日本

爪切りの日

国・地域: 日本

新年になって初めて爪を切る日。七草を浸した水に爪をつけ、柔かくして切ると、その年は風邪をひかないと言われている。

新年最初に爪を切ることで健康と幸運を願う日本の風習の日。
七草を浸した水に爪をつけて柔らかくしたうえで切ると、その年に風邪をひかないと言い伝えられています。 日本各地で正月7日に行われ、厄払いと健康祈願の意味を持ちます。 古くは爪に邪気が溜まるとされ、新年の邪気を断ち切るための重要な儀式でした。 現代でも地域や家庭で継承され、正月飾りを片付けた後に爪を整える習慣となっています。 簡単な行事ながら一年の健康を願う大切な節目として親しまれています。
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