昭和天皇祭

国・地域: 日本

1990年(平成2年)以降の先帝祭で宮中祭祀の大祭の一つ。

1月7日に行われる昭和天皇を敬う宮中祭祀の一つ。
先帝祭の一つで、平成2年(1990年)以降に設けられた宮中祭祀の大祭です。 明治以来の皇室祭祀を継承し、昭和天皇の御霊を慰霊するための儀式が行われます。 宮中三殿での祭典では、祭員による祝詞奏上や供物の奉納が行われ、厳粛な雰囲気に包まれます。 一般参観は行われず、皇族や皇室職員のみで執り行われる神聖な祭礼です。 昭和天皇の御遺徳を偲び、国民の安寧と繁栄を祈念する重要な行事となっています。
日本 先帝祭 宮中祭祀

やぶさめ神事

国・地域: 日本

千葉県君津市の菅原神社で、毎年1月7日に行われる神事。宮司による祝詞送上、玉串奉天の後、境内にて弓矢で的を射る。里伝によれば、江戸時代の元禄年間、当時の領主が武道を奨励し、五穀豊穣を祈願した事が始まりと伝わる。前日1月6日の「矢迎えの儀」で、弓、矢、的が新調される。君津市の無形民俗文化財に指定されており、北子安やぶさめ保存会により伝承されている。

千葉県君津市菅原神社で行われる江戸時代から続く流鏑馬の神事。
元禄年間に当時の領主が武道奨励と五穀豊穣祈願のために始めたと伝えられています。 1月6日の「矢迎えの儀」で弓矢と的が新調され、1月7日に宮司による祝詞送上と玉串奉奠の後、境内で流鏑馬が奉納されます。 騎手が馬上から的を射抜く様子は勇壮で、見物人を魅了します。 無形民俗文化財に指定され、地元保存会が伝統を継承しています。 新春の神事として地域の五穀豊穣と住民の安全を祈る重要な行事です。
日本 千葉県 君津市 菅原神社 wikidata 江戸時代 元禄 1月6日

白馬(あおうま)神事

国・地域: 日本

大阪市の住吉大社で毎年この日に行なわれる特殊神事。神馬「白雪号」が各本宮を巡拝したあと、境内を駆け廻る。正月に白馬を見ると邪気が払われると伝えられている。

住吉大社で新春に神馬が境内を駆け巡る特殊な神事。
正月7日に行われる住吉大社の行事で、神馬「白雪号」が三つの本宮を巡拝します。 その後、境内に戻った白馬が参拝者の前を力強く駆け抜け、邪気払いや無病息災を象徴します。 古くから正月に白馬を見ると幸福が訪れると信じられてきました。 参道には多くの見物客が集まり、厳かな祝詞と共に雅な神事が執り行われます。 地域の伝統行事として現代まで受け継がれています。
日本 大阪市 住吉大社

クリスマス(東方正教会など。ロシアでは祝日)

東方正教会がユリウス暦に基づき祝うキリスト誕生祭。
東方正教会ではユリウス暦12月25日がグレゴリオ暦の1月7日に当たり、この日にクリスマスを祝います。 ロシアやウクライナ、エチオピアなど多くの国で法定祝日とされ、礼拝や伝統料理の振る舞いが行われます。 イコンや星を飾り、家族で集まって祈りと食事を分かち合う習慣があります。 厳格な断食明けの祝宴と共に、キャロルや賛美歌が歌われ冬の喜びを分かち合います。 世界中の正教徒が伝統を守りつつ新たな年の平安を祈願する日です。
クリスマス 東方正教会 ロシア 祝日