1610年
ガリレオ・ガリレイが木星の衛星「ガニメデ」「エウロパ」「イオ」を発見。
1610年にガリレオ・ガリレイが木星の主要な衛星3つを発見しました。
1610年1月7日、イタリアの天文学者ガリレオ・ガリレイが、自作の望遠鏡を用いて木星の衛星「ガニメデ」「エウロパ」「イオ」を初めて観測しました。
これは地動説を補強する重要な観測成果で、当時の宇宙観に激震をもたらしました。
彼はこれらの諸天体を「メディチ星」と名付け、メディチ家を称える論文で発表しました。
この発見は後の天文学発展に大きく寄与し、望遠鏡観測時代の幕開けを告げました。
ガリレオはさらに天体観測を進め、近代科学の父と呼ばれる礎を築きました。
1610年
ガリレオ・ガリレイ
木星
衛星
ガニメデ
エウロパ
イオ
1894年
ウィリアム・K・L・ディクソンがモーション・ピクチャー(映画)の特許を取得。
1894年、ウィリアム・K・L・ディクソンが映画の特許を取得しました。
1894年1月7日、トーマス・エジソン社の技術者ウィリアム・K・L・ディクソンがモーション・ピクチャー(映画)に関する重要な特許を米国で取得しました。
この特許はフィルムを連続撮影・再生する技術に焦点を当てており、後の映画産業の発展を促進しました。
ディクソンはエジソンとともにキネトスコープを開発し、映像の記録と上映の基礎を築きました。
特許取得により商業的映画制作が促され、映画館興隆の礎となりました。
この技術革新は20世紀の娯楽とメディア産業に大きな影響を与えました。
1894年
ウィリアム・K・L・ディクソン
映画
特許
1904年
CQDが遭難信号として定められる。2年後にSOSに置き換え。
1904年、CQDが国際無線の遭難信号として採用されました。
1904年1月7日、国際無線電信会議において遭難時の信号として「CQD」が正式に定められました。
CQは無線通信で注意を引く呼び出し符号、Dは危難(Distress)を意味し、当時主流となりました。
しかし視認性や汎用性に課題があり、1906年により短く分かりやすい「SOS」に置き換えられます。
当初のCQDは「助けを求める」という意図を示す最初期の無線符号で、海難救助の歴史に残る重要な一歩でした。
無線技術の発展とともに非常通信の標準化が進み、救助体制の整備に貢献しました。
1904年
CQD
遭難信号
SOS
1927年
現在のAT&T社によって、ニューヨークからロンドンへ史上初の大西洋を越える通話が行われる。
1927年1月7日、AT&Tによって史上初の大西洋横断電話通話がニューヨークとロンドンの間で実施されました。
1927年1月7日、AT&Tが世界初の大西洋横断電話通話をニューヨークとロンドンの間で実施しました。
当時最新鋭の無線通信技術を用い、約4,000キロ離れた両都市の交信に成功しています。
この通話ではAT&Tの幹部とイギリスの通信当局者が実際に会話を交わし、技術の実用性を示しました。
実験には短波無線が用いられ、のちの大陸間通信網整備への道を開く重要なマイルストーンとなりました。
以降、定期的な国際電話サービスの実現に向けてケーブル敷設や中継技術の研究が加速しました。
1927年
AT&T
ニューヨーク
ロンドン
通話
1952年
ハリー・S・トルーマン米大統領が、アメリカ合衆国が水素爆弾を開発したことを公表。
1952年1月7日、トルーマン大統領が米国の水素爆弾開発を正式に発表しました。
1952年1月7日、トルーマン米大統領がアメリカの水素爆弾開発を公式に公表しました。
これは従来の原子爆弾を超える熱核兵器の完成を意味し、核兵器開発競争に新たな段階をもたらしました。
同年秋にマーシャル諸島で行われたテストで、アメリカは初の熱核実験に成功していました。
発表により米ソ間の核軍拡競争が激化し、冷戦期の国際政治と安全保障に重大な影響を与えました。
水素爆弾技術の公開は世界に衝撃を与え、他国における核開発意欲を一層高める結果となりました。
1952年
ハリー・S・トルーマン
水素爆弾
1954年
IBMとジョージタウン大学が世界初の機械翻訳の実験、ジョージタウンIBM実験を行う。
1954年1月7日、IBMとジョージタウン大学が世界初の機械翻訳実験「ジョージタウンIBM実験」を実施しました。
1954年1月7日、IBMとジョージタウン大学が世界初の機械翻訳実験「ジョージタウンIBM実験」を実施しました。
当時の大型コンピュータIBM701を用い、英語からロシア語への自動翻訳の試みが行われました。
簡易な辞書データベースと文法ルールに基づくアルゴリズムで、限られた文章の翻訳精度が示されました。
実験結果の成功は人工知能研究の先駆けとされ、その後の機械翻訳技術開発に大きな影響を与えました。
この成果はマサチューセッツ工科大学など世界の研究機関に広く注目され、国際的な協力体制が構築されました。
1954年
IBM
ジョージタウン大学
機械翻訳
ジョージタウンIBM実験
英語版
1960年
アメリカ海軍がポラリスミサイルの発射テストを実施。
1960年1月7日、アメリカ海軍が潜水艦搭載型弾道ミサイル「ポラリス」の発射テストを実施した。
1960年1月7日に実施されたこの試験は、冷戦の最中に海上弾道ミサイル(SLBM)の実用化を目指す重要な一歩でした。
ポラリスミサイルは潜水艦からの発射能力を持ち、核抑止力の強化を目的として開発が進められていました。
発射テストでは射程や誘導精度、発射機構の信頼性などが詳細に検証されました。
この成果は後のSLBMシステムやトライデントミサイル開発に大きく寄与しました。
ポラリス計画は海軍戦略に革新をもたらし、戦略的抑止の信頼性向上に貢献しました。
1960年
アメリカ海軍
ポラリスミサイル
1968年
サーベイヤー計画: アメリカの無人月探査機「サーベイヤー7号」が打ち上げ。
1968年1月7日、NASAの無人月探査機サーベイヤー7号が打ち上げられた。
サーベイヤー計画は1966年から行われたNASAの無人月面探査プログラムです。
7号機は1968年1月7日に打ち上げられ、アポロ計画の有人着陸に先立つ準備を担いました。
機体は月面の硬さや地質を調査し、着陸技術の検証を行いました。
サーベイヤー7号はマリウス丘付近に着陸し、カメラ撮影や土壌サンプル取得に成功しました。
このミッションの成果は後のアポロ計画における安全な着陸地点選択に役立ちました。
1968年
サーベイヤー計画
サーベイヤー7号
2004年
Apple Computerから第1世代iPod miniが発表される。
2004年1月7日、Appleが初代iPod miniを発表し、小型携帯音楽プレーヤー市場に革新をもたらしました。
iPod miniは2004年1月に発表され、4GBの内蔵フラッシュメモリを搭載しました。
従来モデルよりもサイズを約40%縮小し、軽量化したデザインが特徴でした。
クリックホイール操作やカラーバリエーションの展開でユーザーの注目を集めました。
価格は249ドルで、ハイエンド市場だけでなく一般消費者層への普及を促進しました。
この製品は後のデジタル音楽プレーヤー市場の標準を変え、iPodシリーズの成功をさらに加速させました。
2004年
Apple Computer
iPod mini