公現節/公現祭/主顕節/顕現節(キリスト教)

本来は1月6日の固定祝日だが、地域や宗派によっては1月の第一日曜日に祝うところもある。

イエス・キリストの公現を祝うキリスト教の祝祭日で、東方の三博士の来訪を記念します。伝統的には1月6日に固定されています。
公現節(エピファニー)は、キリスト教においてイエス・キリストが初めて世に示された出来事を祝う祭日です。東方の三博士が星に導かれて幼子イエスを礼拝したことを記念し、西方教会と東方教会で起源や祝祭方法が異なります。西方教会では12月25日のクリスマスから12日目に祝われ、「主顕節」とも呼ばれます。東方正教会では1月6日を聖なる洗礼の祝日として位置づけ、水の祝福などの儀式を行います。地域や宗派によっては1月の第1日曜日に移動祝日となる場合もあります。ミサや礼拝では三博士の行列を再現するイベントが行われ、信徒たちが星を象った飾りを持ち寄ります。
公現節 キリスト教

良寛忌

国・地域: 日本

曹洞宗の僧侶で、歌人、漢詩人、書家である良寛は、天保2年1月6日(1831年2月18日)示寂。越後国出雲崎(現在の新潟県三島郡出雲崎町)の出身で、22歳のとき岡山県の曹洞宗円通寺の国仙和尚に従い得度。仏道修行に励み、35歳の頃越後に戻った。その後は空庵を転々とし、島崎村(新潟県長岡市島崎)の木村家草庵にて74歳で遷化。墓所は長岡市の隆泉寺。

曹洞宗の僧侶で詩人・書家の良寛和尚の示寂を偲ぶ日です。毎年1月6日に法要や追悼会が行われます。
良寛忌は、越後国出雲崎の生まれで広く慕われた良寛和尚の1831年(天保2年)1月6日の示寂を追悼する法要です。越後や長岡市の隆泉寺などゆかりの寺院で、詩歌朗読や書の展示、坐禅会などが催されます。良寛の素朴で慈愛に満ちた人柄や詩作、書風を偲び、多くの人が参列します。地域によっては地元の子どもたちによる唱和や伝統芸能の奉納が行われ、交流の場ともなっています。近年は全国から参拝者が訪れ、良寛の足跡をたどる観光コースも整備されています。献花や写経を通じて、良寛の精神に触れる機会が提供されています。
良寛 日本 曹洞宗 天保 1831年 2月18日 新潟県 三島郡 出雲崎町 円通寺 長岡市