1932年
春秋園事件。天竜・大ノ里ら32人の力士が相撲協会の体質改善などの要望書を相撲協会に提出。
春秋園事件で32人の力士が相撲協会に改善要望を提出した日です。
力士側の初の集団行動でした。
1932年1月6日、相撲部屋春秋園に所属する天竜や大ノ里ら32人の力士が相撲協会に要望書を提出しました。
主な要求は巡業時の待遇改善や年寄制度の透明化、対立力士への不当処遇の解消などでした。
これは力士による組織的な改善要求としては前例のない集団行動でした。
協会側は当初これを問題視しましたが、後に内部改革への契機となったともされます。
この事件はスポーツ組織と選手間の力関係や労働権意識の萌芽として評価されています。
1932年
春秋園事件
天竜
大ノ里
相撲協会