1937年
名古屋城の金鯱の尾のうろこ110枚のうち58枚が剥ぎ取られているのを発見。同月27日に犯人を逮捕。
名古屋城の金鯱のうろこが大量に剥ぎ取られているのを発見した日です。
文化財保護の重要性が浮き彫りになりました。
1937年1月6日、名古屋城の天守閣に設置された金鯱の尾部うろこ110枚のうち58枚が盗難に遭っていることが判明しました。
金鯱は江戸時代から城の象徴とされ、観光地としての価値も高い文化財です。
同月27日には警察が容疑者を逮捕し、盗難事件は一応の解決を迎えました。
しかしその後も文化財保護の甘さが指摘され、保存対策の強化が求められました。
この事件を契機に全国的に重要文化財の警備・管理体制が見直されました。
1937年
名古屋城
金鯱