1412年

ジャンヌ・ダルク

(1412 - 1431)

オルレアンの乙女、カトリック教会の聖人

オルレアンの乙女 カトリック教会の聖人
百年戦争期に活躍したフランスの宗教的戦士。農民の少女ながら神の啓示に導かれオルレアン救援を成し遂げた。
1412年にドンレミ村で農家の娘として生まれた。14歳頃から聖母マリアの啓示を受けたと語り、自らを王権回復の導き手と信じた。1429年、オルレアン包囲戦でフランス軍を鼓舞し、包囲を打破する大きな戦果を挙げた。これによりシャルル7世の戴冠式を支援し、フランス王権の再興に貢献した。1430年に捕らえられ、イギリス側の異端審問にかけられた後、1431年にルーアンで火刑に処された。後世に復権裁判で名誉を回復され、1920年にカトリック教会の聖人に列せられた。
1412年 ジャンヌ・ダルク 1431年
1920年

文鮮明

(1920 - 2012)

統一教会の創立者、教祖

統一教会の創立者 教祖
統一教会(世界基督教統一神霊協会)の創立者であり教祖。国際的な宗教指導者として知られる。
文鮮明(ムン・ソンミョン)は1920年に朝鮮半島で生まれ、2012年に亡くなった宗教家。1954年に統一教会を設立し、祝福結婚など独自の教義を広めた。東西冷戦期には反共主義の立場をとり、政治や社会運動にも影響を及ぼした。世界各国に支部を持ち、多数の信徒を組織した。晩年には世界平和統一家庭連合を設立し、和解や統一に向けた活動を展開した。多くの論争を呼んだが、熱心な信者や支持者を抱え、国際的な宗教史に大きな足跡を残した。
文鮮明 統一教会 2012年