初水天宮

国・地域: 日本

初水天宮とは、1月5日に全国総本宮である福岡県久留米市の水天宮または分霊を祭った東京都中央区日本橋蛎殻町の水天宮のいずれかに参詣すること。社伝によると、安徳天皇の母である高倉平中宮(建礼門院・平徳子)に使えていた女官按察使局伊勢(あぜちのつぼねいせ)が、壇ノ浦の戦いの後、千歳川(現筑後川)の辺り鷺野ヶ原に遁れ、1190年(建久元年)に初めて水天宮を祀った。古来より水の神として、農業・漁業・船舶業者のみならず、子供の守護神、安産、子授の神としても人々の信仰が篤い。

水天宮の総本社や分霊を詣で、安産や子授けを祈願する新春の伝統行事です。
初水天宮は1月5日に福岡県久留米市や東京日本橋の水天宮を参詣する行事です。社伝によれば壇ノ浦の戦い後に創建され、水の神として農業・漁業・船舶業者から安産や子授けの神として篤く信仰されてきました。正月の賑わいの中で神事が行われ、参拝者は家族の健康や繁栄を祈願します。日本各地に分霊社があり、地域ごとに特色ある祭典やお守り授与が行われます。
日本 福岡県 久留米市 東京都 中央区 日本橋蛎殻町 安徳天皇 建礼門院 按察使局伊勢 壇ノ浦の戦い 筑後川 1190年