紬の日

国・地域: 日本

名瀬市(現奄美市)で1978年から実施。名瀬市ではこの日に成人式を行うことから、市民皆が特産の奄美大島紬の着物を着てその良さを再認識しようと制定された。

奄美大島紬の魅力を再認識し、成人式での着用を促す奄美市名瀬発祥の記念日です。
紬の日は1978年に名瀬市(現奄美市)が制定したもので、1月5日に成人式を行うことに合わせて特産の奄美大島紬を着用する風習を定着させることを目的としています。地元の織元や商工会議所が協力し、展示会や着付け体験などのイベントが催されます。奄美大島紬は独特の染織技術と柄が特徴で、伝統工芸品として高い評価を受けています。地域の若者が伝統文化に触れながら、晴れ着としての紬の魅力を再発見する機会となっています。
日本 名瀬市 奄美市 1978年 成人式

ホームセキュリティの日

国・地域: 日本

警備保障会社として1962年(昭和37年)に日本で初めて創業したセコム株式会社が1981年(昭和56年)1月5日に発売した「ホームセキュリティシステム」は、2014年(平成26年)6月に契約数が100万軒を突破。家庭の「安全・安心」を見直してもらうことを目的に制定。

セコム株式会社が家庭の安全と安心を見直すきっかけとして制定した記念日です。
ホームセキュリティの日は1981年1月5日にセコムが発売した日本初の家庭用セキュリティシステムの記念日です。1962年に創業した同社が30年以上の実績を経て普及を目指し、2014年には契約数100万軒を突破しました。家庭の防犯や見守りの重要性を訴え、セミナーや体験会が全国で開催されます。安心して暮らせる住環境づくりを考えるきっかけとなる日です。
日本 1962年 1981年

魚河岸初競り

国・地域: 日本

「魚河岸」は、魚介類を卸売りする魚市場のある河岸をいう。特に東京では、江戸時代の慶長年間に成立し、1923年(大正12年)の関東大震災で焼失するまで日本橋付近にあった魚市場を魚河岸といった。焼失後に移転し、2018年(平成30年)まで築地あった中央卸売市場(築地市場)の通称としても用いられた。「初競り」は、その年初めて行われる競りを意味し、「魚河岸初競り」では、その年の商売繁盛を願い、様々な魚介類が通常より高い価格で取引される。

年初の魚市場で行われる初めての競りを祝う伝統行事で、その年の商売繁盛を願います。
魚河岸初競りは、江戸時代から続く年始の漁市の慣習で、特に東京の築地市場や日本橋魚河岸で行われてきました。初競りでは縁起をかつぎ、マグロなどの高級魚が通常より高い値で取引されることもあります。市場関係者や買参人が集まり、威勢のよい掛け声とともに新年の活気を示します。近年は一般見学者向けのイベントやセリの見学ツアーも企画され、見学者にも人気です。
日本 魚河岸 江戸時代 慶長 1923年 関東大震災 日本橋 2018年