小寒、2006年・2009年・2010年・2022年)
国・地域:
日本
二十四節気の1つ。太陽の黄経が285度の時で、寒さが最も厳しくなる前の時期。
二十四節気の一つで、寒さが本格化する前の時期を示す日です。
二十四節気は太陽の黄経を24等分した季節の区分です。「小寒」は黄経285度で、毎年1月5日ごろに当たります。暦の上ではこの日から本格的に寒中に入るとされ、寒稽古や寒中見舞いの準備を始める目安とされています。農家では味噌や漬物の寒仕込みを行う時期でもあります。冬咲きの花や初雪など、冬の景色を楽しむ季節としても知られています。
小寒
日本
二十四節気
新年宴会、1874年-1948年)
国・地域:
日本
天皇が皇族・親任官・外国使臣など招待して新年を祝う宴会を行った。
明治7年から昭和23年まで、天皇が皇族や外国使節を招いて新年を祝った宮廷行事です。
新年宴会は1874年に始まり、皇族・親任官・外国使臣らを招いて新年を祝賀する宮廷の公式行事でした。宮中祭祀の一環として行われ、華やかな宴席や舞楽が振る舞われました。戦後の1948年に廃止されるまで、天皇と国内外の要人が交流を深める場となっていました。近代日本の外交や文化交流の歴史を物語る重要な儀式でした。
新年宴会
日本
1874年
1948年
シンデレラの日
1956年(昭和31年)のこの日、アメリカ合衆国の女優グレース・ケリーとモナコ公国のレーニエ3世が婚約を発表した。
1956年1月5日にハリウッド女優グレース・ケリーとモナコ公レーニエ3世が婚約を発表し、「おとぎ話のような実話」として称えられます。
1956年1月5日、女優グレース・ケリーがモナコ公レーニエ3世との婚約を発表しました。映画のヒロインが実際にプリンセスとなる出来事は「シンデレラ・ストーリー」として世界中の注目を集めました。両者の婚約は国際的なニュースとなり、そのロマンスは後に映画や書籍でも取り上げられました。現在では「シンデレラの日」としてその奇跡的な恋の物語を祝う記念日となっています。
1956年
グレース・ケリー
レーニエ3世
囲碁の日
国・地域:
日本
日本棋院が提唱。「い(1)ご(5)」の語呂合せ。
日本棋院が制定した「い(1)ご(5)」の語呂合わせから生まれた囲碁の普及記念日です。
囲碁の日は「い(1)ご(5)」の語呂合わせで1月5日に定められました。日本棋院が囲碁の魅力を広める目的で提唱し、全国で対局会や入門教室などのイベントが行われます。囲碁ファンにとっては新年最初の一局を楽しむ良い機会となり、初心者向けの体験会やプロ棋士の指導対局も開催されます。囲碁の歴史と文化を感じながら、年初めに知的な遊びを体験できる日です。
囲碁
日本
日本棋院
紬の日
国・地域:
日本
名瀬市(現奄美市)で1978年から実施。名瀬市ではこの日に成人式を行うことから、市民皆が特産の奄美大島紬の着物を着てその良さを再認識しようと制定された。
奄美大島紬の魅力を再認識し、成人式での着用を促す奄美市名瀬発祥の記念日です。
紬の日は1978年に名瀬市(現奄美市)が制定したもので、1月5日に成人式を行うことに合わせて特産の奄美大島紬を着用する風習を定着させることを目的としています。地元の織元や商工会議所が協力し、展示会や着付け体験などのイベントが催されます。奄美大島紬は独特の染織技術と柄が特徴で、伝統工芸品として高い評価を受けています。地域の若者が伝統文化に触れながら、晴れ着としての紬の魅力を再発見する機会となっています。
紬
日本
名瀬市
奄美市
1978年
成人式
ホームセキュリティの日
国・地域:
日本
警備保障会社として1962年(昭和37年)に日本で初めて創業したセコム株式会社が1981年(昭和56年)1月5日に発売した「ホームセキュリティシステム」は、2014年(平成26年)6月に契約数が100万軒を突破。家庭の「安全・安心」を見直してもらうことを目的に制定。
セコム株式会社が家庭の安全と安心を見直すきっかけとして制定した記念日です。
ホームセキュリティの日は1981年1月5日にセコムが発売した日本初の家庭用セキュリティシステムの記念日です。1962年に創業した同社が30年以上の実績を経て普及を目指し、2014年には契約数100万軒を突破しました。家庭の防犯や見守りの重要性を訴え、セミナーや体験会が全国で開催されます。安心して暮らせる住環境づくりを考えるきっかけとなる日です。
日本
1962年
1981年
遺言の日
国・地域:
日本
相続のトラブルを少なくできる遺言書の作成の普及を目的に、公益財団法人日本財団が制定。日付は1と5で「遺言(いごん)」と読む語呂合わせと、正月で家族が集まり遺言について話し合える機会があることから。
遺言書の作成普及を目的とし、相続トラブルを減らす機会を提供する記念日です。
遺言の日は公益財団法人日本財団が制定し、1と5で「いごん」の語呂合わせから1月5日に定められました。正月に家族が集まる機会を利用して遺言や相続について話し合いの場を設けることを推奨しています。遺言書作成の重要性を啓発するために、セミナーや相談会が全国各地で開催され、専門家がアドバイスを行います。円満な相続手続きを実現するための第一歩として知られています。
日本
魚河岸初競り
国・地域:
日本
「魚河岸」は、魚介類を卸売りする魚市場のある河岸をいう。特に東京では、江戸時代の慶長年間に成立し、1923年(大正12年)の関東大震災で焼失するまで日本橋付近にあった魚市場を魚河岸といった。焼失後に移転し、2018年(平成30年)まで築地あった中央卸売市場(築地市場)の通称としても用いられた。「初競り」は、その年初めて行われる競りを意味し、「魚河岸初競り」では、その年の商売繁盛を願い、様々な魚介類が通常より高い価格で取引される。
年初の魚市場で行われる初めての競りを祝う伝統行事で、その年の商売繁盛を願います。
魚河岸初競りは、江戸時代から続く年始の漁市の慣習で、特に東京の築地市場や日本橋魚河岸で行われてきました。初競りでは縁起をかつぎ、マグロなどの高級魚が通常より高い値で取引されることもあります。市場関係者や買参人が集まり、威勢のよい掛け声とともに新年の活気を示します。近年は一般見学者向けのイベントやセリの見学ツアーも企画され、見学者にも人気です。
日本
魚河岸
江戸時代
慶長
1923年
関東大震災
日本橋
2018年
初水天宮
国・地域:
日本
初水天宮とは、1月5日に全国総本宮である福岡県久留米市の水天宮または分霊を祭った東京都中央区日本橋蛎殻町の水天宮のいずれかに参詣すること。社伝によると、安徳天皇の母である高倉平中宮(建礼門院・平徳子)に使えていた女官按察使局伊勢(あぜちのつぼねいせ)が、壇ノ浦の戦いの後、千歳川(現筑後川)の辺り鷺野ヶ原に遁れ、1190年(建久元年)に初めて水天宮を祀った。古来より水の神として、農業・漁業・船舶業者のみならず、子供の守護神、安産、子授の神としても人々の信仰が篤い。
水天宮の総本社や分霊を詣で、安産や子授けを祈願する新春の伝統行事です。
初水天宮は1月5日に福岡県久留米市や東京日本橋の水天宮を参詣する行事です。社伝によれば壇ノ浦の戦い後に創建され、水の神として農業・漁業・船舶業者から安産や子授けの神として篤く信仰されてきました。正月の賑わいの中で神事が行われ、参拝者は家族の健康や繁栄を祈願します。日本各地に分霊社があり、地域ごとに特色ある祭典やお守り授与が行われます。
日本
福岡県
久留米市
東京都
中央区
日本橋蛎殻町
安徳天皇
建礼門院
按察使局伊勢
壇ノ浦の戦い
筑後川
1190年