01月05日の誕生日 - 作家・文学者

1876年

沖野岩三郎

(1876 - 1956)

小説家、牧師

小説家牧師

日本の小説家でありプロテスタント牧師としても活動した人物。

1876年に生まれる。早稲田大学英文科卒業後、キリスト教に傾倒して牧師として教会に奉仕しながら文学活動を開始。小説家としては人間の道徳や信仰をテーマにした作品を発表し、宗教的視点を取り入れた独自の筆致で知られる。講演や教育活動を通じて信徒の精神的成長も支えた。1956年に逝去し、文学と宗教の両面で影響を与えた。

沖野岩三郎 1956年

1897年

小出正吾

(1897 - 1990)

児童文学作家

20世紀前半に児童文学作品を発表した日本の作家。

1897年に生まれ、子ども向けの童話や小説を執筆した。想像力豊かな物語で多くの読者を魅了し、児童文学の発展に貢献した。童話集の出版や児童向け雑誌で活躍。1990年に逝去した。

1897年小出正吾 1990年

1927年

村上昭夫

(1927 - 1968)

詩人

日本の詩人。

1927年村上昭夫 1968年

1929年

岸田衿子

(1929 - 2011)

詩人、童話作家

詩人童話作家

詩人・童話作家として活躍し、柔らかく温かい筆致が特徴。

1929年1月5日生まれ。詩人としていくつかの詩集を刊行し、その詩情あふれる作品は幅広い読者に支持された。童話作家としても活動し、子どもの心に寄り添う物語を発表。繊細かつ温かい文体で、幻想的な世界を描くことに定評がある。日本の児童文学界に大きな影響を残す。 2011年に逝去した。

1929年岸田衿子童話作家 2011年

1932年

ウンベルト・エーコ

(1932 - 2016)

哲学者、小説家

哲学者小説家

記号学の権威であり、『薔薇の名前』で世界的に知られるイタリアの哲学者・作家。

1932年1月5日、イタリア・トリノ生まれ。記号学者として大学教授を務め、記号学・中世思想研究の第一人者となる。 1970年に発表した『開かれた作品』など学術著作で国際的な評価を確立。 1980年代に小説『薔薇の名前』で作家デビューし、ミステリー仕立ての歴史小説がベストセラーに。その後『フーコーの振り子』など数々の小説を発表し、幅広い分野で活躍。文学と哲学を横断する知的好奇心あふれる業績で、20世紀後半の思想界に大きな影響を与えた。 2016年に84歳で逝去。

1932年ウンベルト・エーコ哲学者小説家 2016年

1938年

グギ・ワ・ジオンゴ

作家

ケニアの作家・劇作家。母語への転向で知られるポストコロニアル文学者。

1938年1月5日生まれ。小説や戯曲を通じてケニア社会の問題を描き出す。 1980年代から母語キクユ語で書き始めたことで注目を集める。その作品はポストコロニアル文学の重要な位置を占めている。教授として後進の育成にも尽力し、世界的に評価を受けている。

グギ・ワ・ジオンゴ

1943年

安房直子

(1943 - 1993)

児童文学作家

日本の児童文学作家。

1943年1月5日生まれ。幻想的な世界観と繊細な筆致で子どもや自然を題材にした童話を多数執筆。詩情あふれる作品は世代を超えて愛されている。その独創的なストーリーテリングは児童文学界に大きな影響を与えた。1993年に逝去。

安房直子児童文学作家 1993年

1946年

長谷川和彦

映画監督、脚本家

映画監督脚本家

日本の映画監督、脚本家。代表作に『太陽を盗んだ男』があり、社会派ドラマを得意とする。

1946年1月5日生まれ。早稲田大学政経学部卒業後、映画界に入り、『太陽を盗んだ男』(1979)で長編デビュー。サスペンスや社会派ドラマを得意とし、鋭い視点と緻密な脚本が特徴。映画監督としてだけでなく脚本家としても数多くの作品に携わる。 1980年代以降も数々の映画・テレビ作品を手がけ、その独自の作風で評価を得る。後進の育成にも努め、映画祭の審査員なども務めた。現在も活動を続けている。

長谷川和彦映画監督脚本家

1947年

石川好

(1947 - 2024)

ノンフィクション作家

企業ドキュメントや社会問題をテーマに執筆した日本のノンフィクション作家。

1947年1月5日生まれ。企業ドキュメントや社会問題をテーマに取材・執筆活動を展開。緻密な取材と客観的な視点で幅広いジャンルを執筆。多くの新聞や雑誌で寄稿し、ビジネス書や事件ルポルタージュを手掛けた。著書はいずれも高い評価を受ける。 2024年に逝去した。

石川好ノンフィクション作家 2024年

1948年

高橋三千綱

(1948 - 2021)

小説家

1948年1月5日生まれの日本の小説家。2021年逝去。

1948年高橋三千綱小説家 2021年

1955年

渡辺えり

女優、劇作家、演出家

女優劇作家演出家

女優として舞台や映画で活躍する一方、劇作・演出にも才能を発揮するマルチクリエイター。

1955年生まれ。1977年に俳優としてデビューし、舞台女優として高い評価を得る。1990年代からは劇作家・演出家としても作品を上演し、自身の劇団を主宰。社会問題を題材にした意欲的な戯曲を手がけ、演出家としても独自の世界観を築く。映画やテレビドラマにも出演し、多彩な役柄をこなす実力派。後進へのまなざしも温かく、ワークショップや講演活動も行っている。

1955年渡辺えり劇作家演出家

1959年

片山恭一

小説家

『世界の中心で、愛をさけぶ』などのベストセラー作品で知られる小説家。

1959年生まれ。大学卒業後に執筆を始め、2001年に発表した『世界の中心で、愛をさけぶ』が大ヒット。映画やテレビドラマ化され、日本中の注目を集める。繊細な心理描写と普遍的な愛のテーマで多くの読者を魅了し、現代日本文学を代表する作家として評価される。その他、多数の小説やエッセイを執筆し、文壇で活躍を続けている。

片山恭一小説家