正月
初売り、鏡開き(京都)
日本の一年の始まりを祝う伝統的な行事。初売りや鏡開きなどで正月気分を楽しめます。
正月(しょうがつ)は旧暦に端を発し、日本で最も重要な季節行事です。
新年最初の伝統行事として、元日から三が日にかけて家族や地域で祝います。
この時期には神社への初詣、年賀状のやりとり、門松やしめ縄の飾りつけなどが行われます。
1月4日は多くの伝統行事が一段落し、商店では「初売り」が始まりにぎわいを見せます。
京都では鏡餅を割る「鏡開き」の行事も行われ、新年を締めくくります。
現代では大規模なセールやイベントも多数開催され、正月気分を存分に楽しめます。
正月
初売り
鏡開き
官公庁御用始め・仕事始め
国・地域:
日本
官公庁は1873年(明治6年)より、12月29日から1月3日までを休暇とすることが法律で定められており、4日が仕事始めとなる(土・日曜日の場合は直後の月曜日となる)。銀行等の金融機関はこの日を仕事始めの日とする所が多い。1869年(明治2年)から改暦前までは旧12月29日(年によっては大晦日)から旧1月3日まであった。
日本の官公庁や金融機関が新年に業務を再開する日。年末年始の休暇明けに新たなスタートを切ります。
1873年の太政官布告により、官公庁は12月29日から1月3日まで休暇と定められ、1月4日が「御用始め」または「仕事始め」となりました。
土日と重なる場合は直後の平日が開始日となります。
金融機関もこの慣例に倣い、多くが1月4日に業務を再開します。
1869年からの旧暦時代には旧12月29日(場合によっては大晦日)から旧1月3日まで休みでした。
日本の年中行事の一つとして、新年の始まりを社会全体で共有する日となっています。
御用始め・仕事始め
日本
官公庁
1873年
12月29日
1月3日
法律
仕事始め
銀行
1869年
旧12月29日
大晦日
旧1月3日
取引所大発会
国・地域:
日本
上記官公庁同様に4日が土・日曜日にあたる場合には直後の月曜日となる。
東京証券取引所の新年初取引日。株式市場の活気あるスタートを祝う行事です。
「大発会(だいはっかい)」は東京証券取引所の新年初営業日を指します。
例年1月4日に開催され、土日祝にあたる場合は直後の平日に行われます。
証券取引所での取引開始を告げる開会式やセレモニーが開かれ、鐘の合図とともに取引がスタートします。
投資家やメディアが注目し、新年の市場動向を占う重要な日です。
日本経済にとって象徴的なイベントのひとつとして定着しています。
取引所大発会
日本
官公庁
独立記念日
国・地域:
ミャンマー
1948年1月4日にイギリスから独立しビルマ連邦共和国が成立した。
ミャンマーがイギリスから独立し、ビルマ連邦共和国が成立した日。
1948年1月4日、ビルマ(現ミャンマー)はイギリスより正式に独立し、ビルマ連邦共和国が成立しました。
植民地支配に対する長年の抵抗運動の成果であり、アウンサン将軍らが指導しました。
毎年この日は国を挙げて各地で式典や旗掲揚が行われ、祝賀ムードに包まれます。
独立記念式典では演説や軍事パレードが実施され、国民の団結と誇りが示されます。
ミャンマーの国民にとって重要な国家行事であり、国旗や伝統舞踊なども披露されます。
独立記念日
ミャンマー
1948年
イギリス
石の日
「い(1)し(4)」(石)と読む語呂合わせから。 地蔵や狛犬、墓石などに触れると願いが叶うとされる。
「1(い)4(し)」の語呂合わせから制定された日。石に触れて願い事を叶えようという風習があります。
「石の日」は語呂合わせの「い(1)し(4)」にちなみ、1月4日に定められた記念日です。
地蔵像や狛犬、墓石など、さまざまな石造物に触れると願いが叶うとされます。
全国の神社仏閣では石像を撫でる参拝者の姿が見られます。
近年は石材業界や観光地がイベントを開催し、石文化の魅力をPRしています。
日常にある石との新たなふれあいを楽しむきっかけとなっています。
世界点字デー(世界盲人連合)
ルイ・ブライユの誕生日に因んで制定された。
点字発明者ルイ・ブライユの誕生日に合わせた国際記念日。視覚障害者の情報アクセス向上を呼びかけます。
世界点字デーは、点字を考案したフランスの教育者ルイ・ブライユの誕生日(1月4日)に制定された国際記念日です。
世界盲人連合が中心となり、視覚障害者の文化・教育・福祉向上を図る啓発活動を行います。
各地で点字関連ワークショップや展示会が開催され、誰もが情報にアクセスできる社会の実現を目指します。
点字図書館や点字新聞の普及促進、点字図示機器の紹介など、多彩なイベントが展開されます。
視覚障害者への理解と支援を深める機会として世界中で注目されています。
世界点字デー
世界盲人連合
ルイ・ブライユ
新日本プロレスは2007年より毎年この日、東京ドーム(東京都文京区)にて正月興行の「WRESTLE KINGDOM」を行っており、プロレスファンからは「1.4(いってんよん)」の愛称で親しまれている。
新日本プロレスが毎年東京ドームで開催する正月の「WRESTLE KINGDOM」興行。プロレスファンからは「1.4」の愛称で親しまれています。
2007年より1月4日に東京ドーム(東京都文京区)で開催される新日本プロレスの正月興行「WRESTLE KINGDOM」は、年間最大規模のプロレスイベントとして定着しています。
選手たちによるタイトルマッチやスペシャルマッチが多数組まれ、新年の幕開けにふさわしい熱戦が繰り広げられます。
ファンは「1.4(いってんよん)」と呼び、国内外から多くの観客が集まります。
ライブ中継やPPV、ネット配信も行われ、プロレス文化を発信する重要な舞台です。
新日本プロレスの象徴的イベントとして、日本のスポーツエンターテインメントを牽引しています。
新日本プロレス
東京ドーム
東京都
文京区
WRESTLE KINGDOM
初売り
新年に商店やデパートが行う最初のセール。福袋や特別価格でにぎわいます。
初売りは新年の最初の営業日に行われる小売業界最大のセールイベントです。
デパートや専門店、商店街などで福袋の販売や割引セールが実施され、多くの買い物客で賑わいます。
店舗によっては新年限定のノベルティやサービスも提供され、訪れる楽しみが広がります。
日本の消費文化を象徴する行事であり、年始の景気動向を示す指標ともなります。
近年はオンラインショップでの初売りセールも充実し、ネットショッピングでも盛り上がりを見せています。
初売り
鏡開き(京都)
京都で行われる伝統的な鏡開きの儀式。正月の飾りを取り外し、お汁粉などを楽しみます。
鏡開きは松の内が明ける1月4日に行われる正月行事で、京都では特に盛大に執り行われます。
飾っていた鏡餅を木槌などで割り、武家の「割る」ことへの忌避を避けるため「開く」と表現されます。
割った餅はぜんざい(お汁粉)などに入れて家族や参拝者とともに味わいます。
神社仏閣では境内の鏡餅を開き、参拝客に振る舞う風習も残ります。
新年の無事と家内安全を祈願し、古いものを開いて新しい年を迎える意味が込められています。
京都の伝統文化を感じられる貴重な体験として多くの観光客も訪れます。
鏡開き