01月04日の誕生日 - 科学者・研究者

1643年

アイザック・ニュートン

(1643 - 1727)

科学者

イギリスの物理学者・数学者。万有引力の法則を発見し、微積分の基礎を築いた。

1643年、イングランドで生まれる。プリンキピアで運動の三法則と万有引力の法則を公表。微積分学の発展に大きく寄与し、数学的手法を物理学に応用。光の屈折や色彩に関する研究を行い、光学分野でも成果を残した。ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジで研究生活を送る。晩年は王立造幣局総裁を務め、社会的地位も高かった。 1727年に没し、英国科学界に多大な影響を与えた。

1643年アイザック・ニュートン科学者 1727年

1785年

ヤーコプ・グリム

(1785 - 1863)

文献学者、グリム兄弟の兄

文献学者グリム兄弟の兄

ドイツの文献学者・民俗学者。グリム兄弟の兄として知られる。

1785年にハーナウで生まれる。言語学・文献学の研究でドイツ語の体系化を進めた。『ドイツ語文法』を著し、標準化に寄与。弟ヴィルヘルムと共に『グリム童話』を編纂し文学史に足跡を残す。民俗学や比較神話学の基礎を築いた。 1863年に没し、言語学分野への影響は現在も続いている。

1785年ヤーコプ・グリムグリム兄弟 1863年

1809年

ルイ・ブライユ

(1809 - 1852)

点字の開発者

フランスの教育者で、視覚障害者向けの点字を発明。幼少期に視力を失い、その経験から革新的な文字体系を考案した。

ルイ・ブライユ（1809年 - 1852年）は、フランスの盲教育に革命をもたらした教育者。幼い頃に事故で視力を失い、視覚障害者が読み書きできる触読文字の研究を始める。 1824年に6点を組み合わせた「点字」システムを完成させ、世界中に普及。点字は書籍や楽譜、数学・化学の専門文書にも応用され、障害者教育の基盤となった。彼の業績は今日でも国際的に標準化され、視覚障害者の社会参加を支える重要な手段である。

1809年ルイ・ブライユ点字 1852年

文久元年12月5日

三好学

(1862 - 1939)

植物学者

日本の植物学者で、東京帝国大学農学部の教授を務めた。植物分類学の研究と普及に貢献した。

三好学（1862年 - 1939年）は、東京帝国大学農学部教授として植物学を指導。国内外の植物採集調査を行い、多くの新種を記載。標本収集と植物図鑑編纂に尽力し、日本の植物学研究基盤を確立。学生教育にも力を入れ、多くの研究者を育成。 1939年に没するまで、約半世紀にわたり学界を牽引し続けた。

1862年文久 12月5日三好学 1939年

1898年

山縣昌夫

(1898 - 1981)

船舶工学者

日本の船舶工学者。

1898年山縣昌夫船舶工学者 1981年

1900年

ジェームズ・ボンド

(1900 - 1989)

鳥類学者

アメリカの鳥類学者。『西インド諸島の鳥類』の著者として知られ、小説キャラクターの由来にもなった。

1900年にアメリカで生まれたジェームズ・ボンドは、特にカリブ海地域の鳥類研究で名を馳せた学者です。コーネル大学で学び、フィールドワークを重ねながら多くの新種を記録しました。 1936年に出版した『西インド諸島の鳥類』は標準的な同地域の鳥類図鑑となりました。イアン・フレミングは彼の名前をとってスパイ小説の主人公に名付け、「007」の由来ともなりました。 1989年に没するまで、鳥類学の発展に大きく貢献しました。

1900年ジェームズ・ボンド鳥類学者 1989年

1926年

三上隆三

(1926 - 2019)

経済学者、和歌山大学名誉教授

経済学者和歌山大学名誉教授

1926年三上隆三和歌山大学 2019年

1927年

ラウロ・フレッド・カヴァゾス

(1927 - 2022)

政治家、医学者、教育者

政治家医学者教育者

アメリカの教育者・政治家。初のヒスパニック系閣僚として教育長官を務めた。

ラウロ・フレッド・カヴァゾス（1927-2022）は、アメリカ合衆国の教育者・政治家。レーガン政権下の1988年から1990年まで第2代教育長官を務めた。テキサス工科大学学長など高等教育分野で長年にわたり指導的役割を果たす。初のヒスパニック系アメリカ人閣僚として多様性の重要性を示した。科学教育の普及と教育機会の拡大に尽力し、多くの教育改革に寄与した。

1927年ラウロ・フレッド・カヴァゾス医学者教育者 2022年

1927年

坂上昭一

(1927 - 1996)

生物学者、北海道大学名誉教授

生物学者北海道大学名誉教授

坂上昭一北海道大学 1996年

1930年

光岡知足

(1930 - 2020)

農学博士、微生物学者

農学博士微生物学者

1930年光岡知足 2020年

1940年

坂田桂三

商法学者、日本大学名誉教授

商法学者日本大学名誉教授

坂田桂三日本大学

1940年

ブライアン・ジョゼフソン

物理学者

ウェールズ出身の物理学者。ジョセフソン効果の予言で知られています。

ブライアン・デビッド・ジョゼフソン（1940年1月4日生まれ）は、ウェールズ出身の理論物理学者です。1962年に超伝導トンネル接合におけるジョセフソン効果を博士研究中に予言し、1973年にその実験的検証に対してノーベル物理学賞を受賞しました。ケンブリッジ大学で研究を続け、超伝導や量子トンネル現象の理論に大きく貢献しました。晩年には超常現象や意識の物理学的解明にも関心を示し、学界外からも注目を集めています。

ブライアン・ジョゼフソン物理学者