グラスホッパー
説明
グラスホッパーは、淡い緑色が美しいデザートカクテルです。1918年にニューオーリンズで誕生し、その名前は「バッタ」を意味します。チョコミントアイスクリームのような味わいで、食後のデザート代わりに最適です。生クリームを使用することで、まろやかでクリーミーな口当たりとなり、女性にも人気の高いカクテルです。カロリーは約184kcalと、ケーキなどのデザートと比べて控えめなのも魅力の一つです。
由来
発祥地: アメリカ(ニューオーリンズ) (1918年)
ニューオーリンズのフレンチクォーターにある老舗レストラン「Tujague's」のオーナー、フィリップ・ギシェによって1918年に創作されました。翌1919年、ニューヨークで開催された権威あるカクテルコンペティションで2位を獲得し、一躍有名になりました。当時は禁酒法時代で、このような甘いカクテルは特に人気を博しました。
誕生日の意味
その淡い緑色の美しさと、甘くて飲みやすい味わいが、純粋で清らかな心を持つプリンセスを連想させることから、このような言葉が当てられています。また「喜び」「あなたに会えてうれしい」という意味も持ち、ロマンチックな出会いや特別な時間を演出するカクテルとされています。
名言
- 「厳密に言えば不快な飲み物である」- デビッド・エンバリー(カクテル評論家)
- 「グラスホッパーはシャムロックシェイクが憧れる、セクシーな年上のいとこのような存在だ」- 現代のバーテンダー評
豆知識
- 1918年、ニューオーリンズの老舗レストラン「Tujague's」のオーナー、フィリップ・ギシェが発明したとされ、1919年のニューヨークのカクテルコンペティションで2位を獲得しました。
- カクテル名の「グラスホッパー」は「バッタ」を意味し、淡い緑色がバッタを連想させることから名付けられました。
- 元々は3層のプース・カフェ・スタイルで作られていましたが、味を重視してシェイクスタイルに変化し、ロングドリンクからショートドリンクへと進化しました。
- 1950年代のウィスコンシン州では、生クリームの代わりにアイスクリームを使用した「フローズン・グラスホッパー」が人気を博しました。
- カクテル評論家デビッド・エンバリーは、1940年代の著書で「厳密に言えば不快な飲み物」と酷評しましたが、それでも多くの人に愛され続けています。
レシピ
材料:
- グリーン・ペパーミント・リキュール - 20 ml
- ホワイト・カカオ・リキュール - 20 ml
- 生クリーム - 20 ml
- 氷 - 適量
作り方:
- カクテルグラスを冷蔵庫で冷やしておく
- シェイカーに氷を適量入れる
- グリーン・ペパーミント・リキュール20mlを注ぐ
- ホワイト・カカオ・リキュール20mlを加える
- 生クリーム20mlを加える
- しっかりとシェイクする(生クリームが入っているため、十分に振る)
- 冷やしたカクテルグラスに濾しながら注ぐ