初夢の日

国・地域: 日本

2日の夜から3日の朝にかけて見る夢を初夢とすることから生まれた日。初夢で1年の良し悪しを占った昔は、よい夢を見るため枕の下に七福神が乗った宝船の絵を敷いて寝る人も多く、商人が絵を売り歩いたという。なお、よく言われるめでたい夢「一富士、ニ鷹、三茄子」は、駿河の名物とされる。

一年最初の夢「初夢」を見る期間にちなむ日です。一富士二鷹三茄子を枕の下に敷いて見事を祈ります。
初夢は年の初めに見る夢で、2日の夜から3日の朝に見るものを指します。古くから一年の吉凶を占う習慣があり、商人は七福神が乗った宝船の絵を枕の下に敷いて眠りました。目出度いとされる「一富士、二鷹、三茄子」は駿河の名産にちなむ吉夢の象徴です。現代でも初夢を楽しむために占いグッズやイベントが各地で行われています。初夢に関する話題は雑誌やテレビでも新春の定番として取り上げられます。
初夢 日本 1年 駿河

書き初め

新年最初の書道として書き初めを行う日です。前年の反省や抱負を漢字一字に託します。
書き初めは日本の新年行事の一つで、1月2日に新年最初の毛筆で文字を書きます。学校や書道教室だけでなく家庭でも福寿の文字や抱負を綴る風習があります。平安時代の儀式に由来し、文字を書くことで心を落ち着かせ、精神統一を図ります。作品は門松の前に飾ったり、お寺に奉納することもあります。現代では展覧会や書道会が書き初め大会を開催し、新春の文化行事として定着しています。
書き初め