1979年

午前9時、昭和54年台風1号(Alice)発生。平成31年台風第1号(Pabuk)の発生まで、1年の中で最も発生の早い台風かつ発生の早い台風1号であった。

1979年1月2日午前9時、昭和54年台風第1号(アリス)が発生。1月としては史上最も早い台風1号となった。
1979年1月2日午前9時、台風第1号としてアリス (Typhoon Alice) がフィリピン海で発生しました。日本に本格的な台風シーズンを告げる異例の早い発生となり、翌年の令和元年台風第1号(パブーク)が記録を更新するまで最も早い台風1号の記録を保持しました。アリスはその後北上し、奄美諸島や九州地方に大雨や強風をもたらしました。気象庁は早期発生の要因として海水温の上昇や大気の不安定化を指摘しました。この記録は気象研究にも貴重なデータを提供し、台風予測技術の発展に寄与しました。
1979年 台風
1997年

ナホトカ号重油流出事故発生。

1997年1月2日、ロシア沿海地方沖で貨物船ナホトカ号が重油を流出させる大規模事故が発生しました。
ナホトカ号は1996年に建造されたロシアのタンカーで、1997年1月2日、タグボートとの衝突により重油を流出させました。 約1万トン以上の重油が海に流出し、沿岸部は広範囲にわたって汚染され、多くの海洋生物が被害を受けました。 事故後、ロシア政府と国際機関は大規模な清掃作業を展開し、日本やアメリカなどからも支援が行われました。 環境被害の深刻さから、流出防止策や海洋環境保護に関する法規制が強化される契機となりました。 この事故は史上最悪級の海洋汚染事故の一つに数えられています。
1997年 ナホトカ号重油流出事故